2019年3月5日 (火) 〜2019年3月10日 (日)
全席自由(前売):3,500円
500円割引!3,500円 → カンフェティ席3,000円!
(税込)
公演内容 |
◇ABOUT あの家族が再び帰ってくる! つか版・家族のあり方講座! 昨年2月に上演して大好評だった「出発」(1974年初演版)を、新たなキャストで再演します! 1974年につかこうへいが「熱海殺人事件」で岸田國士戯曲賞を当時最年少で受賞した後、その受賞後第一作目として文学座に書き下ろしたのが、この「出発」です。その後、つか自身の演出によって改訂を重ねながら、幾度となく再演されてきましたが、この初演バージョンが上演されるのは非常にまれです。初期の作品特有の不条理なストーリー展開ながら全編には笑いが溢れ、その大仰なる日常の中、真に正しい家族の在り方が描き出されていきます。 今回の上演のために集まってくれたのは、劇団桟敷童子の山本あさみさん、北区の後輩である相良長仁さん、浅野鼓由希さん、そして「つか版・忠臣蔵」に続いて劇団朱雀出身・岩崎祐也さん。いろいろなフィールドで活躍している面々が集まり、新たな“家族像”を生み出していきます。 つかこうへい独特の笑いとペーソスに溢れた、つか版・ホームドラマの傑作をどうぞお見逃しなく! ◇STORY 「うちの親父は筋金入りの蒸発だぜ。並のトンズラじゃないんだぜ!」 岡山家の当主、岡山八太郎が蒸発した。 その噂は、すぐにご近所に知れ渡っていた。ある者は昨夜電信柱の陰で見たといい、ある者は失踪の理由をアレヤコレヤと言い立てる。しかし、当の岡山家の食卓は、厳粛なる空気に包まれていた。 呪われた家系を持つ岡山家の当主が蒸発したのである。 ただフラリといなくなったわけではない。そこらのホステスと逃げ出したわけでもない。高尚かつ哲学的な意味を持って蒸発したのに違いないのである。そしてこの寒空の下、残してきた家族を思い、それでも帰るわけには行かないその身の不幸を嘆きながら、涙を流しているのに違いないのである。 であるならば、その父の帰りを待つ家族も、それ相応の覚悟を持って日々の暮らしを営まなくてはならない。 今、岡山家は“正しい家族の在り方”を目指し、意地と覚悟をぶつけ合う…。 果たして、父親は帰ってくるのだろうか。 果たして、岡山家の体面は保たれるのだろうか。 不条理なストーリーの中に笑いが溢れ、真に正しい家族の在り方が描き出されていく。つか版、ホームドラマの傑作です! |
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公演ホームページ | https://www.9-project.net/vol9 |
出演 | 小川智之 / 岩崎祐也 / 高野愛 / 山本あさみ / 相良長仁 / 浅野鼓由希 |
スタッフ | 作: つかこうへい / 演出: 渡辺和徳 |
公演スケジュール | <期間> 2019年3月5日 (火) 〜2019年3月10日 (日) <公演日・開演時間> 3月5日(火)19:00 3月6日(水)19:00 3月7日(木)19:00 3月8日(金)19:00 3月9日(土)13:00/18:00 3月10日(日)13:00 ※開場は、開演の30分前です。 ※上演時間 約2時間 |
チケット |
前売:3,500円 当日:3,500円 (税込) <カンフェティ席(会員限定特別割引席)設置公演> 全席自由(前売):3,500円 500円割引!3,500円 → カンフェティ席3,000円! (税込) |
会場 | 日暮里 d-倉庫 |
備考 | |
団体概要 | つかこうへいに師事した3人、俳優の高野愛と小川智之、演出の渡辺和徳による演劇ユニット。70〜80年代の初期のつかこうへい作品を中心に上演を続けています。 モットーは、やりたいことをとことんやる。自分たちが今やりたいこと、挑戦したいことを3人で徹底して話し合い、純粋に芝居に向き合っていく…。それが 9PROJECT です。 |